第一部        事例分析

1章 個人情報 情報としての個人

1-1 個人情報の流出 売買される個人情報。

FDの持ち出し事件(宇治市)→社会的に管理意識の必要性

1-2       個人情報の流出 収集される個人情報

フィッシング詐欺(web上)→個人個人の自覚・自衛の必要性

2-1       個人情報の保護 プライバシーと個人情報

一人にしておいてもらう権利→自分自身に関する情報のコントロール権へ

2-2       個人情報の保護 個人情報保護法の制定へ

やってみよう個人情報保護法QandA

2-3 個人情報の保護 個人情報保護の5原則

やってみようプライバシーポリシーの作成と評価

3-1 個人情報のデジタル化 デジタル化によるメリット

「マス」から「ワントゥーワン」へ→ビジネスモデル

3-2 個人情報のデジタル化 デジタル化のリスク

コンピュータ・マッチング

3-3       個人情報のデジタル化 デジタル化の功罪と個人情報の適切な利用

住基ネットをめぐって、

第2章           著作権 情報の所有権

4-1       著作権の侵害と著作権法 著作権の侵害事例

海賊版DVD、ファイル交換による音楽の違法コピーと、クリエーター・業界の怒り

4-2 著作権の侵害と著作権法 著作権法

著作権法QandA やってみよう著作権法7問

4-3 著作権の侵害と著作権法 著作権の仲間たち(知的所有権)

特許権、商標権(キャラクター・ドメイン)、肖像権、名誉

5-1       著作権の理由 印刷物と著作権、創作物の今昔

近代と印刷術、<図師先生のチェック>

5-2       著作権の理由 著作権保護によるメリット

功利増大のサイクルと著作権法(第一条第一項)

5-3       著作権の理由 デジタル化と著作権保護による弊害

ナップスター、Winny事件

6-1       著作権の未来 インターネットと著作権法改正

送信可能化権

6-2       著作権の未来 オープンソースとクリエイティブ・コモンズ

レッシグのアイデアとプロジェクト、批判

第三章 ハッカーとクラッカー 情報技術の

7-1       クラッカー クラッカー(ハッカーとも言われる)

クラッキング事件の多発

7-2 クラッカー さまざまな手段と対策

なりすまし、改ざん、メールボム、ウイルスと対策

7-3 クラッカー 不正アクセス禁止法

法の未整備(FD窃盗事件)→不正アクセス禁止法へ

8-1       クラッカーとハッカー セキュリティとは

セキュリティ保護の原則

8-2       クラッカーとハッカー セキュリティに挑戦するクラッカー

意図による区別

9-1 ハッカー 市民技術的イベーターとして(エンジニアではない)

「人助けハッカー」ラモの物語 

9-2 ハッカー ハッカー倫理(市民の代表としての活動)

ミューラー・マグーン氏の談話

9-3 ハッカー ハッカー倫理の未来

オープン・ソース(リナックス)とハッカー

第四章       人工知能、バーチャル・リアリティ、ユビキタス

10-1 人工知能の発達 コンピュータによる心を持った人間の実現?

コンピュータの発達と鉄腕アトムの世界

10-2 人工知能の発達 人工知能の限界

フレーム問題と中国語の部屋、(機能、知能、知性、心、意識)

10-3人工知能の発達 人工知能と人間の将来

エージェント、エキスパートシステム:知能と責任能力

11-1 バーチャル・リアリティの可能性 コンピュータによる可能世界の実現?

マトリックスの世界 夢とVR

11-2       バーチャル・リアリティの可能性 その限界と有効活用

CPU、メモリ、プログラマ的限界がある。

11-3       バーチャル・リアリティの可能性 VRも現実世界にコミットする

インターフェースシステムとプログラマの責任

12-1       ユビキタスの時代 あらゆる環境にコンピュータ制御される?

ダスト・コンピュータ

12-2       ユビキタスの時代 理念

デジタルデバイド、静かなコンピュータ、AIVRを取り込んだ現実世界のコンピュータ化

12-3       ユビキタスの時代 未来 情報倫理の役割

人、環境、情報のバランスとコントロール、自覚。